レーザ脱毛と光(フラッシュ)脱毛の違い

■レーザー脱毛のメリット・デメリット

レーザー脱毛の仕組みは、黒や茶色に吸収される波長のレーザーを脱毛したい部分に照射し、毛根や周囲の毛包を破壊して発毛できなくするというものです。

ただし、レーザー脱毛の効果があるのは成長期の毛のみで、全体の15∼20%にとどまります。残りの毛は休眠期を終えると生えてくるので、そのような発毛サイクルに合わせて数回はレーザーを照射する必要があります。

レーザー脱毛のメリットは、一度に短時間で広範囲を脱毛できる点です。このため、背中や脚など脱毛面積が広い部位をより迅速に脱毛することができます。

そして、針脱毛(電気脱毛)に比べると痛みが圧倒的に少ないために、肉体的・精神的な負担も軽くなります。

また、レーザー脱毛は光脱毛よりも出力が強いので、脱毛の効果も光脱毛より上です。

照射場所によっては痛みを感じることもあります。特に、毛の濃い部分はレーザーがよく反応するので、痛みを感じやすいため、冷却スプレーや冷却ジェルを塗ってから脱毛を行います。

また、日焼けや色素沈着のある人は脱毛できません。脱毛後1週 間程度は日焼けに注意が必要てず。うぶ毛や細い毛などは一般的には不向きです。

■光脱毛のメリット・デメリット

光脱毛とは、主として脱毛サロンなどで施術される脱毛方法です。脱毛の原理はレーザー脱毛と同じです。

レーザー脱毛との大きな違いは、まず、光が単一波長でないため様々な波長を含む光にフィルターをかけて、 黒い色に反応する範囲の波長だけを取り出したのが光脱毛です。

これは、毛のメラニン色素にのみ反応するため、皮膚など他の組織には影響を与えないので安全です。

ただし、光脱毛効果の永久性に関しては、歴史が浅い上に各サロンによって施術法などが異なる為 、正確なデータが把握できていないのが現状です。

光脱毛のデメリットとして、光脱毛で扱う光はレーザー光より強くないため、脱毛が終了するまで何度もエステに行かなければならないという欠点があります。

しかし、光が弱いだけに、それだけ、肌への負担が少なく済み、痛みも軽減されます。

いずれの方法も、一長一短があるため、照射に対して自分の肌にあうかを試してから決めた方が良いと思います。

 

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