看護師の年収相場
国家資格が必要な看護師の給与は、平成25年の実績では、平均年収が約472万円、平均月収が約33万円です。
一方、国家試験ではなく、知事試験に合格する事により資格を得られる准看護師の給与は、平成25年の実績では、平均年収が約399万円、平均月収が約28万円となっています。
女性看護師の年収について、これをさらに細かく見てみると、病院の規模別では、平成25年のデータでは、大規模病院(従業員1,000人以上)の平均年収は約500万円、中規模病院(従業員100?999人)では約450万円、小規模病院(従業員99人以下)では約430万円となり、大規模病院と小規模病院とでは70万円も差があります。
その理由としては、大規模病院では残業代をきちんと支払っているが、小規模病院ではサービス残業になってしまう場合が多い事などが考えられます。
これを、勤務経験や年齢別にみると、病院によって多少の差はありますが、20歳前半(20∼24歳)の新人看護師の平均年収は約380万円です。
主任には、30代後半(35∼39歳)になる方が多いのですが、平均年収は約473万円です。
これは、同年代の女性の平均年収399万円と比べるとかなり高収入である事がわかります。
しかも、勤続年数を積み、資格を取得すれば更なるアップも見込めます。