ベッド用マットレスの種類
良いベッドとはなんでしょうか?どうやって見極めれば良いのでしようか?これを一言でいうと、寝心地の良さでしょう。
では、寝心地の良さを実現するのは何かというと、それは、マットレスでしょう。
■オープンコイル(ボンネル)スプリングは、コイル状のスプリング同士を螺旋状のヘリカルコイルで連結したマットレスで、低∼中ランクのマットレスに多く採用されています。
■ポケットコイルスプリングは、スプリングを1個ずつ袋に入れて配列したマットレスで、振動が伝わりにくいのが特徴です
また、独立してスプリングが沈むため、身体の曲線に沿って下がり、寝返りの回数を理想的に調整することが出来ます
日本の優良メーカーの9割以上が、高級ランクのマットレスに採用しており、マットレスの主流となっています
しかし、これは、メーカーによる品質の格差が著しく、中にはポケットコイルとは似ても似つかぬまがい物もありますので、国産や名前の通ったメーカーの商品を選ぶのが無難です。
■フリーエンドコイルスプリングは、一見ボンネルスプリングに似ていますが、バネのいちばん端の部分を連結していないため、フリーエンドコイルと呼ばれる特別な形状のスプリングです
ボンネルマットに比べて、自由度の高い柔軟なバネ形状のため、ダブルクッションポトムに適しております。
■低反発ウレタンマットレス
密度が高く、反発弾力が低いウレタンを内蔵したマットレスで、圧力をかけた後の復旧時間が長く、しっとりとした感じがします
ボンネルスプリングをベースにして低反発を内蔵したもの、ポケットコイルをベースにしたもの、ノンスプリングの3種類があります
独特のしっとりとした感覚は、構成物質である『ポリオール』の分子自体に多くの水分を含んでいるためで、通気性は決して良いとは言えません
また、冬は硬くなり、夏はムレて暑くなるために寝返りがしづらいなどの問題点があるようです。