空気清浄機の機能と効果
空気清浄機の主要な機能は、脱臭と集じんですが、最近では、加湿機能を搭載したモデルが増えてきております。
■集じん
空気清浄機が集じん出来るものには、汚れ(ホコリ・チリ・カビ・ウィルス・雑菌・ディーゼル粉塵・タバコの煙など)、アレルゲン(ダニの死がい・花粉)などがあります。
集じん性能の目安となるのは、カタログに記載されている「○○%除去」「○○%抑制」などの数値ですが、いずれも、フィルタ単体での性能を表したものです。
機種により、それぞれ除去できるものが若干異なりますので、何を取り除きたいのかを良く吟味してから、カタログチェックをしましょう。
■脱臭
たいていは機種には、タバコ臭、ペット臭、生ゴミ臭、料理臭、ホルムアルデヒドなどの化学物質臭が脱臭できると表記されています。
ただ、以前は、脱臭性能の目安となる「脱臭性能 ○○%」という表記がされていましたが、最近は、余り見かけなくなりました。
このため、脱臭性能を客観的に判断するのが難しくなっているのが現状です。
■加湿
空気清浄機に加湿機能を搭載したタイプが主流となっていますが、これは、空中のチリやホコリが舞い上がるのを抑制して、空気の清浄効果を助けるためです。
最近では、本格的な加湿効果が得られるレベルにまで能力が高まり、本格的な加湿器としての役割も担うようになっております。
また、イオンを放出することによって、肌へのうるおい効果をウリにしている機種も現われております。