掃除機の集じん方式
掃除機を選ぶ際に、まず注目するのが集じん方式でしょう。集じん方式には、紙パック式とサイクロン式があります。
紙パック式は、密閉性が高い構造のため吸引力が強い上に、溜まったゴミは紙パックごと捨てられるため、手に触れることがなく衛生的ですし、手入れも簡単です。
その半面、ゴミが溜まると吸引力が落ちるため、排気のニオイや細かいホコリなどが気になります。
ゴミに直接触りたくない、ハウスダストが気になる方は、紙パック式を選んだほうが良いでしょう。
サイクロン式は、排気とゴミの経路が別なので吸引力が持続しますが、その一方で、ゴミを捨てる際に粉じんが舞いがちで、しかも、フィルターの清掃などメンテナンスが面倒という難点もあります。
このため、ゴミに触れることやハウスダストが気にならない方、あるいは、紙パック代を節約したいという人に向いています。
日本の掃除機市場でサイクロン式を浸透させたのが、ダイソンのスティック型掃除機です。
片手でボタンを押すだけでゴミを捨てることができ、軽量なアルミパイプを採用しているので、上下や狭いすき間の掃除を楽に行うことが出来ます。