次亜塩素酸水の主要な用途と効果

市販されている次亜塩素酸水の多くは、原液を希釈して使うようになっており、その具体的な用途は、主として、以下のようなものがあります。

■ウイルス対策

次亜塩素酸水は、ノロウイルスやインフルエンザウイルスなど、ウイスルスの不活化に高い効果を示します。

このため、現在、世界中に蔓延している新型コロンナウイルス対策にも当然のことながら使用されており、病院やスーパーに限らず人が出入りする場所には必ずスプレー式の次亜塩素酸水が置かれております。

ウイルスが付着した場所にスプレーで噴射して、しばらく時間をおいて拭き取ることで対策を行うことはもちろん、衣服や食器などを次亜塩素酸水に浸けてウイルスを不活化することもできます。

名前がよく似ている「次亜塩素酸ナトリウム」もウイルスの抑制効果がありますが、強いアルカリ性のため、肌に付着すると「たんぱく質」が溶ける、金属を腐食させるといったデメリットがあります。

一方、「次亜塩素酸水」は弱酸性なので、人体に優しいため、安心して使うことができます。

■アレル物質の除去

「アレル物質」は、ダニや花粉に含まれており、これがアレルギー症状を引き起こしますが、この物質の除去にも、次亜塩素酸水は高い効果を示します。

「アレル物質」が付着した衣服や鞄、室内に噴霧することによって効果を発揮し、特に花粉症の人にとって見逃せないアイテムです。

■家内の除菌と消臭

次亜塩素酸水には、様々な細菌を不活化する除菌効果があります。

悪玉菌や生乾き臭菌、薬剤に耐性を持った菌などに対し、99%除菌というデーターもあります。

また、靴下のニオイや加齢臭、肉や魚の腐敗臭、生ゴミのニオイ、おむつやペットのニオイについても、その臭気を99%減らす効果が認められています。

 

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