殺菌のための2つの方法
殺菌方法には、加熱、紫外線、電磁波などの「物理的方法」とアルコール、塩素、オゾンなどの「化学的方法」があります。
熱水での煮沸、アルコール消毒、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒などがあります。
■物理的方法
●加熱
食材を75℃以上で1分間以上加熱することで、多くの細菌は死滅します。
ウイルス対策として85℃以上90秒以上が推奨されております。
●紫外線
紫外線照射により、微生物のDNAを破壊して殺菌します。
●電磁波
電子レンジなどのマイクロ波により、物質の分子運動を激しくして摩擦熱を発生させて殺菌します。
●濾過
液体や気体を特殊なフィルターで濾過して微生物を除去します。
■化学的方法
●アルコール
消毒用エタノールは、60〜80%濃度で殺菌効果が高いとされます。
●塩素
次亜塩素酸ナトリウムは、家庭用漂白剤を薄めて使用できます。
●オゾン
オゾンガスは、気体を使用して殺菌する化学的方法の一つです。
●殺菌剤
薬品を使用して殺菌する方法もあります。
■その他
高圧滅菌は、高圧蒸気(オートクレーブ)で滅菌を行います。
ガス滅菌は、エチレンオキシドやホルムアルデヒドなどのガスを使用し、滅菌を行います。