枕の種類と向いている人

枕の素材に使われているのは、そばがら、綿、羽根、マルコビーンズ、低反発ポリウレタンなどがあります。

■そばがらの枕

日本人にとっては、最もなじみのある素材です。

安価で硬め、ひんやりとした感触がしますが、長く使っていると、そばがらが割れて花粉が飛び散るようになってしまいます。

そのため、だいたい、3年くらいで買い替えるか、そばからだけを入れ替えるようにすると良いでしょう

この枕が向いているのは、硬い枕が好きな人、価格重視の人、そばがら独特のひんやりした感触が好きな人でしょう。

■綿や羽根の枕

安くて軽く、しかも、やわらかい感触が人気です。

パイプやマルコビーンズ、ひのきチップなどと組み合わせた枕だと、硬さも程よく、しかも、頭のマッサージ効果も得られます

但し、ほこりが溜まるとアレルギーの原因になるため、アレルギー対応の枕を選ぶことが大切です。

やわらかい枕が好きな人や価格重視の人に向いております。

■パイプ枕

安価で高さが調節しやすく、通気性の良いのが特徴です。

しかし、独特の硬い感触がするため、なじめない人も多いかもしれません。

■マルコビーンズの枕

丸くて肌あたりが良いビーズで、パイプ枕のように高さ調節や丸洗いができます。

そばがらや綿・羽根と比べると長持ちします

アレルギーが気になる人や健康に気をつかう人に向いております。

■低反発ポリウレタンの枕

ポリウレタンを発泡させた素材で作られており、元々は宇宙飛行士のために開発された素材です

枕に手を乗せると、ゆっくりと沈みゆっくりと戻りますが、こうした独特のしっとりした感触が大好きだという人もおります。

その硬さは、軟質・半硬質・硬質の3つに分けられます

また、体重を分散して受け止めてくれるので、腰枕、マットレス、座布団、クッションなどにも利用されています

水や湿度に弱いため、手入れは風通しの良いところで陰干しをして行う必要がありますが、なかなか寝つけない、いびきや肩こりに悩んでいる人に向いております。

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