老人性難聴の影響
耳の聞こえが悪くなってしまうと、車のクラクションや話しかけられても気がつけなくなってしまいます。それだけではなく、認知症になってしまう可能性も高くなってしまうことがあります。
聞こえが悪くなると、聞き返しや聞き間違いが増えたりするため、人と会話をするのがおっくうになります。
そうすると、周りとのコミュニケーションが減るため疎外感を感じてしまい、それが、抑うつ状態を引き起こします。
こうした悪循環によって、認知症になる可能性が高くなってしまいます。
その他、両耳の聞こえが悪くなることで、日常生活に様々な支障が出てしまいます。
■銀行や病院などで、名前を呼ばれても気がつかない
■車の近づいてくる音や、クラクションを鳴らされても気がつかないため危険
■玄関のチャイムや携帯電話などに気がつかない
■聞き返しや聞き間違いが増えて人間関係が悪化する。
■話を最後まで聞かないと勘違いをされ、印象を悪くされる。
こうしたことを通じても身体的な危険が増えたり、不便なことが多くなったりしてしまいます。
また、コミュニケーションを取ることが難しくなって人間関係が悪化する可能性もあります。それによって、家族や社会から孤立してしまい、抑うつ状態になってしまいかねません。
年のせいで少し聞こえが悪くなっただけだと軽く捉えるのではなく、聞こえが悪くなったことを自覚し、日常生活の中で改善を試みるなどの対処が大切です。