理想的な布団の条件

理想的な布団とは、身体からでた汗を素早く吸収・発散すると共に、常に適正な寝姿勢とスムーズな寝返りと、深い眠りにつきやすい環境を持続させることができる布団です。

また、腰部が沈み込まないように、硬過ぎず軟らか過ぎない支持性の高いマットレスの上に、保温・吸湿・発散性に優れている天然素材の敷き布団と掛け布団を使用するのが理想的です。

中には、ポリエステルやボアシーツ、アクリル毛布などの化学繊維の布団をじかに使用している人がおりますが、肩こりや腰痛で悩んではいませんか。

ポリエステルやボア、アクリルなどの化学繊維の布団は、布団にとって最も重要な吸湿性や発散性が殆どありません。

汗を布団が吸い取ってくれないと、その汗は逆流して肌に戻り、疲労を回復出来ず翌日に持ち越すどころか、どんどんと蓄積してしまって、結果的に、寝起きが悪くなったり居眠りやダルい一日を過ごしたりすることにもなりかねません。

また、吸収しきれなかった汗で蒸れてしまい、身体が冷え血流が悪くなり、疲労物質がたまって、肩こりや腰痛の原因となります。

ですので、少なくとも肌にじかに使う布団は、化学繊維ではないものを選びましょう。

やはり布団は、薬品・樹脂を一切使用していない天然素材が一番です。

中でも、ひときわ優れているのが動物繊維で、特に、水鳥の産毛は、必要な機能をすべて満たしている理想の掛け素材なのです。

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